発達検査

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新版K式発達検査

検査対象 新生児から成人まで
どんなことがわかるの?
どんな検査なのか?

新版K式発達検査は、乳幼児健診や3歳児健診、就学前の健診等で子どもの心身の発達
を明確にして、療育の必要性や就学時の配慮等に行われることが多い検査です。また、
田中ビネー知能検査Vの検査の内容構成を就学児の知能診断・発達診断用に特化されていて、横浜市の特別支援教育総合相談センター等で使われている。その為、発達支援室kodomoでは、検査の影響を考えて、新版K式発達検査を行っています。
kodomoでは、必要応じて就学前学級をどうするか、どのようなサポート必要か等のために実施することが出来ます。3つの領域「姿勢・運動領域」「認知・適応領域」「言語・社会領域」
診断や医師の意見書がなく、受給者証が取りづらい場合に、行政機関にK式発達検査等を実施して、kodomoで意見書を提出することも出来ます。
※判断は行政になりますので、取得が約束されるものではありません。
新版K式発達検査は、歩く、座る、目で追うなど身体の成長が順調かも見ます。
※第1葉検査用紙0:.0-第4葉3:0超~3:6まで
各検査項目の中で、手先の器用さ、視覚での弱さ強さ、聞く力、表現する力、短期的な記憶力等様々な発達の様子を見ていき、発達の遅れや躓き、凸凹などが解り、どこを伸ばしていくか、支援の在り方などがつかめます。
診断をするツールではなく、生育歴や行動観察などの臨床診断と、発達検査・知能検査などの専門診断を行い、医師が総合的に診断されます。
発達検査は、障がいがの有無だけではなく、お子さんの為に、躓きの理解やサポートの仕方等をするものです。

WISC-Ⅳ(ウィスク-フォー)その他検査

検査対象年齢 5歳~16歳11カ月
WISC-IVはウェクスラー式知能検査の一つです。全体的な知的能力や記憶・認知処理に関する能力を測ることができます。発達障害の診断や躓きの理由、強さ弱さ、凸凹など
を理解することで、良い面を伸ばすこと、難しさをサポートすることに役立つことが出来ます。kodomoでは、就学先の悩み、支援級から通常学級への転籍時の個別支援計画等必要に応じて、受けることが出来ます。利用者様は無料です。※検査用紙代のみ

言語理解VCI  「言語理解指標」は、言葉の概念の理解や、言葉による推理や思考、知識を言葉で表現する力を測っています。
言語的な情報や、自分自身が持つ言語的な知識を状況に合わせて応用する能力です。

知覚推理PRI 「知覚推理指標」は、視覚的な情報を取り込み、各部分を関連づけて全体としてまとめる能力を測っています。

ワーキングメモリWMI 「ワーキングメモリー指標」は、聴覚的に短期記憶(一時的に聴覚的に記憶保持)をみている。周囲の状況にながされず、注意が向くか。注意のコントロールの強さ弱さ

処理速度PSI 「処理速度指標」は、視覚刺激を正確に早く処理する力、注意・動機付け、視覚的短期記憶、筆記技能、視覚―運動の協応、器用さ不器用さ




SP感覚プロファイル
最新の診断基準(DSM-5)において、自閉スペクトラム症の診断基準に、新たに感覚過敏性などの感覚異常が加えられ、そうした感覚異常を客観的に把握できるようにすることの必要性が明確になってきました。療育センター等で取る機会も増えている検査です。

読み書きスクリーニング検査
及び国立成育医療研究センター こころの診療部
小枝達也 小児科医 小児神経医
T式ひらがな音読支援

乳幼児発達スケール

等も受けられます。